ゲームって悪いもの?いいえ、心のリフレッシュになるんです!

みなさん、こんにちは!ONEGAME八千代台のサービス管理責任者、

かまちゃんです(^_^)

今日は私の大好きなテーマ「ゲームの素晴らしさ」について、ちょっとだけ熱く語らせてください!

「ゲームやりすぎ」って言われませんでした?  

 みなさん、子どもの頃にこんな経験ありませんか? 「ゲームばかりしてると目が悪くなるよ!」 「一日中ゲームして、勉強はいつするの?」 「ゲームなんかやってないで外で遊びなさい!」 私も小学生の頃、母にスーファミのコントローラーを取り上げられた苦い思い出があります(笑)。

 当時はファイナルファンタジーにドハマりしていて、学校から帰るなり夢中でプレイ。気づけば夕食の時間…なんてことの繰り返しでした。大人になった今でも、「ゲームって結局、時間の無駄じゃないの?」「ゲームに夢中になるなんて子どもっぽい」なんて言われることがあります。

 でもちょっと待ってください! 実は、適切に楽しむゲームには、私たちの心を癒し、元気にしてくれる素晴らしい効果があるんです。今日は「ゲームの持つ意外な良さ」について、私の経験や利用者さんとの日々を通して感じていることをお伝えしたいと思います。

ゲームが心を救ってくれた日々

 実は私、学生の頃に少しだけ引きこもり気味になった時期がありました。人間関係のゴタゴタで学校に行く気力がなくなり、部屋に閉じこもる日々…。 そんな時に救ってくれたのが、オンラインゲームでした。 リアルでは引きこもっていた私でも、ゲーム内では冒険者として広い世界を旅し、知らない人とチームを組んでモンスターと戦う。チャットで「ナイスファイト!」「また一緒に遊ぼう!」と声をかけてもらえる。 現実では失っていた「つながり」を、ゲームの中で少しずつ取り戻していったんです。  当時のフレンドさん(ゲーム仲間)は、私が何者かも知らなかったはず。でも、「明日もログインする?」と誘ってくれる言葉が、引きこもっていた私を少しずつ前に進ませてくれました。後で知ったことですが、これ、ゲームの「社会的スキルの練習場」としての機能なんだそうです。現実よりルールが明確で、失敗しても「また挑戦すればいい」というゲームならではの気軽さが、コミュニケーションの練習に最適なんですよね。

ONEGAME八千代台での小さな奇跡たち

 そんな経験もあって、今、私はこの施設でサービス管理責任者として働いています。当施設に来られる方々は、それぞれ違った「生きづらさ」を抱えています。発達障害があって人間関係に疲れ切っている方、うつ病で長く家に引きこもっていた方、不登校だった方…。 でも、ここに来るみなさんには共通点があります。そう、「ゲームが好き」ということ!

 先日、入所して2ヶ月になるAさん(20代・男性)が教えてくれたことがあります。 「学校では『暗い』『変わってる』って言われてきたけど、ここではゲームの知識があることが『すごい』って言われる。初めて自分の居場所を見つけた気がします」 この言葉を聞いた時、胸がギュッとなりました。  別の利用者さんは、はじめは誰とも目を合わせられなかったのに、好きなゲームの話題になると目を輝かせて語り出す。その姿を見て、ゲームという「共通言語」の素晴らしさを実感します。

ゲームが持つ”思わぬ効果”って?

 実は私たち、ゲームを「単なる遊び」ではなく「心のリフレッシュツール」として意識的に活用しています。

例えば、こんな効果があるんです↓

① 適度な達成感で自己肯定感アップ!  ゲームって、クリアする、レベルが上がる、アイテムを集めるなど、小さな達成感の連続です。 施設のCさんは、現実の人間関係では自信をなくしていましたが、パズルゲームで高スコアを出したことがきっかけで「自分にもできることがある」と感じられるようになりました。 その自信が、少しずつ現実世界での挑戦にもつながっています。今では週3日の通所ができるようになり、「来年はアルバイトにもチャレンジしてみたい」と話してくれました。

② ストレス発散と気分転換  ある研究によると、適度なゲームプレイは脳内のドーパミン(快感物質)の分泌を促進し、ストレス軽減に役立つそうです。 利用者のBさんは「仕事のトレーニングで疲れた時、30分だけレースゲームをすると頭がすっきりする。現実逃避じゃなくて、むしろ現実に戻るためのリセットスイッチみたい」と教えてくれました。 なるほど!「逃避」ではなく「リセット」なんですね。

③集中力・問題解決能力の向上 アクションゲームやRPGなどは、瞬時の判断や状況把握、戦略的思考が求められます。 実際、当施設では「ゲームの中では複雑な情報を処理できるのに、なぜ現実ではできないと思うの?」と問いかけることで、自分の能力に気づいてもらうきっかけにしています。

 先日、データ入力の仕事に苦手意識があったDさんに「RPGのアイテム管理と同じようなスキルだよ」と伝えたら、「そう考えると得意かも!」と前向きに取り組み始めました。

かまちゃん家の”ゲーム時間”

 話は変わりますが、私には息子がいますが、当時、彼がまだ小学生だったころ、家でも「ゲーム時間」について、よく話し合いをしました。

「宿題終わったら1時間だけね」というルールを設けていて、息子は時計をチラチラ見ながら大切に時間を使っています(笑)

 でも、単に「時間制限」を設けるだけでなく、一緒にプレイすることも大切にしていました。また、二人でマインクラフトをプレイしていたときも、息子が「ここに家を建てようよ!」と提案してくれて、二人で設計図を考えながら素敵な家を作ったことを思い出しました。  そんな時間を通して、息子の発想力や創造性に驚かされることも多々ありました、そして「学校ではどんな風に友達と遊んでるの?」なんて会話も自然と生まれてきました。 ゲームを「悪者」にするのではなく、コミュニケーションのきっかけにする。これ、結構大事だと思うんです。

ゲームとの”ちょうどいい”付き合い方

 もちろん、何事もバランスが大切。「朝までゲームして昼夜逆転」なんてのはNGですよね(私も学生時代にやらかしましたが…反省😅) 当施設では、利用者さんと一緒に「ゲームとの健全な付き合い方」についても考えています。

具体的には: 「現実での目標」と「ゲーム内の目標」をバランスよく持つ 体を動かす時間も確保する 寝る1時間前はゲームを控える(ブルーライトと興奮で眠れなくなるため) 定期的に「ゲームが自分に与えてくれるもの」を振り返る  特に最後の「振り返り」が大切だと感じています。「なんとなくやっている」のではなく、「このゲームは自分に何をもたらしてくれるのか」を意識すると、より充実した時間になります。

最後に…ゲームって、実は「希望」なんです

 長々と書いてきましたが、私が伝えたいのはシンプルなこと。 ゲームは決して”悪いもの”ではない。むしろ、心のリフレッシュや成長のきっかけになる、素晴らしいツールなんだということ。  当施設の利用者さんが言った言葉が忘れられません。 「学校でも家でも居場所がなかった。でも、ゲームの世界では自分が主人公になれる。そして、こ

こONEGAME八千代台では、そんな自分を認めてもらえる。初めて『このままでいいんだ』って思えました」 この言葉こそが、私たちの活動の原点です。

 社会の中で様々な理由で居場所を見つけられなかった方々が、「ゲーム」という共通言語を通じて、少しずつ自分らしさを取り戻していく。 その小さな一歩に寄り添えることが、サービス管理責任者「かまちゃん」としての私の喜びです。  ゲームが好きな皆さん、胸を張っていいんですよ!あなたの「好き」は、きっと大きな力になります。 もし「生きづらさ」を感じていて、どこか居場所を探している方がいたら、ぜひ一度ONEGAME八千代台に遊びに来てください。お待ちしています!

かまちゃんでした(^^)/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次