「生きづらさ」を「才能」に変える道 ―― 就労継続支援B型で見つける新しい自分

みなさんこんにちは!就労継続支援B型事業所「ONEGAME八千代台」のサービス管理責任者、かまちゃんです!最近の気候、なんか今までと違う気がしませんか?春と秋がなくなってしまったような、とんでもなく寒い日が続いて、ある日、急に暑くなってしまう…かまちゃんは、おしゃれも好きなので、春とか秋は、自慢のファッションセンスをみんなにお披露目したいのに、できなくなって少し寂しいです。

 さて、本日は福祉の現場で30年以上働いてきて、いろんな方と出会い、たくさんのことを学んできました。今日はそんな日々の中で感じていることを、率直にお話ししたいと思います。

30年見てきた「あ、変わった!」の瞬間

 福祉の仕事を始めたのは今から30年以上前。当時は「心の病」や「発達障害」なんて言葉も一般的じゃなかった時代でした。「頑張れば治る」みたいな誤解も多くて…。でも今は違います。うつ病と仕事の両立、ADHDと仕事の工夫など、本人の特性に合わせた支援が大切だと分かってきました。

 Aさん(40代)のことは今でも忘れられません。大手企業を辞めた後、「もう働けない」って自信をなくしていたAさん。ある日、事務所に来て「かまちゃん、今朝は目覚ましより先に起きられたよ!」って満面の笑みで報告してくれたんです。こういう小さな変化が、実はすごく大きいんですよね。 「自分なんてダメだ」から抜け出すために 「自分には価値がない」「何やってもうまくいかない」 こんな言葉、よく聞きます。特に職場でパワハラを経験した方は、自分を責めがちなんです。  Bさんは前の職場で「使えない」「遅い」と毎日のように言われて、すっかり自信をなくしていました。事業所に来た当初は、ちょっとした指示にもビクッとしてました。私たちができたのは、ただ「あなたは悪くないよ」って繰り返し伝えることだけ。半年くらい経って、Bさんが「昨日、久しぶりに友達と食事に行けました」って教えてくれた時は、本当に嬉しかったです。  自己肯定感を高める方法って難しそうに聞こえるけど、要は「あなたはそのままでOK」って環境を作ることなんです。失敗を責めるんじゃなく、「やってみたこと」を認める。そんな当たり前のことが、実はすごく大事なんですよね。

「うつ病で働けない」は嘘!でも無理は禁物

 うつ病と仕事の両立で一番難しいのは「調子の波」です。「昨日できたことが今日はできない」って状態を理解してもらうのって、普通の会社じゃ難しいですよね。  Cさん(30代)は最初「調子が悪い日は連絡なしでも休んでいいよ」ってルールで通い始めました。プレッシャーなしの環境で少しずつ「今日は休みます」って連絡ができるようになって。今じゃ「午後からなら行けそう」なんて調整もしています。 うつ病は「気合で治る」ものじゃありません。自分を責めずに、できる範囲で一歩ずつ進むのが大切です。「ONEGAME八千代台」では、その「一歩」をみんなで喜び合える場所でありたいと思ってます。

ADHDって、実は「才能」かも?

 「忘れ物が多い」「集中力が続かない」ってよく言われるADHD。でも視点を変えると「複数のことを同時に考えられる」「細部にとらわれず全体を見渡せる」って強みになるんです。   Dさん(20代)は細かい作業は苦手だけど、作業場の雰囲気の変化にめちゃくちゃ敏感で「今日のEさん、なんか元気ないよ」って気づくことが多いんです。今ではみんなの「ムードメーカー」として重要な役割を担ってます。  ADHDと仕事の工夫は、「特性を直す」んじゃなくて「特性を活かす」方向で考えるのが大事。「こんなやり方なら続けられる」っていう本人の声を大切にしてます。

「次のキャリア」って、案外身近にあるかも

 「前の仕事はもうできない」「でも何ができるかわからない」 キャリアチェンジ相談でよく聞く悩みです。でも実は、前職でのスキルや経験って、思わぬ形で活きることが多いんですよ。  Fさん(40代)はIT企業で15年働いた後、体調を崩して退職。「もうパソコンに向かう仕事はできない」って言ってました。でも事業所の作業に取り組むうちに、作業手順の効率化に気づくことが増えて。今じゃ作業工程の改善担当として活躍してます。 新しい一歩を踏み出すのは勇気がいります。でもその一歩を、一人じゃなく仲間と一緒に踏み出せるのが「ONEGAME八千代台」の良さだと思ってます。

パワハラの傷、ちゃんと癒やしましょう

 パワハラ対処法って、法律的な手続きとか相談窓口の案内が多いけど、すでに心に傷を負った方には、まず「安全な場所」が必要なんです。  Gさん(50代)は前職の上司からの執拗な叱責で、体調を崩して退職。最初は誰かが大きな声を出すだけでも身体が固まっていました。 こういう時、私たちができるのは「ここは安全だよ」って体感してもらうこと。言葉より、日々の関わりの中で伝えていくしかないんです。  パワハラの傷は深く、回復には時間がかかります。でも、必ず回復する力を人は持っています。焦らず、一緒に歩んでいきましょう。

最後に、あなたへのメッセージ

 「ONEGAME八千代台」の扉は、いつでも開いています。「働きたいけど自信がない」「前の職場でつらい経験をした」「どんな仕事が向いているか分からない」…そんな悩みを抱えているなら、気軽に見学に来てください。  就労継続支援B型は、「すぐに就職」を目指す場所じゃありません。自分のペースで、自分らしく働ける場所を一緒に探していく場所です。「生きづらさ」は、時に「強み」に変わります。その瞬間に立ち会えることが、私たち支援員の最大の喜びです。一人で悩まず、まずは話を聞かせてください。あなたの「次の一歩」を、全力でサポートします! 「ONEGAME八千代台」就労継続支援B型事業所 住所:〒276-0031 千葉県八千代市八千代台北1丁目9-9 電話:043-400-3223 メール:contact@tlife-chiba.com

見学・体験利用はいつでも受付中です。お気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次